向ノ岡大橋公園は、川崎街道、向ノ岡大橋の高架下にある公園。日陰で涼しいうえに、遊具も色々充実しています。とくに大人でも遊べそうな、アスレチックが魅力的!京王線聖蹟桜ヶ丘駅から大栗川を渡って、徒歩20分かからないくらいでたどり着きます。
基本情報
大きさ | 4,551㎡ |
遊具 | アスレチック、すべり台など |
水道 | × |
ベンチ | あり |
トイレ | × |
駐車場 | × |
近隣 | 多摩川、大栗川 |
↓川沿いの歩道を歩いて、画像奥の暗いところから公園に入ります。
この公園には、トイレや水道がありません。水道がない公園は、初めて見たかも。(水道を見落としていたらごめんなさい。)
公園内はほぼ砂地なので、手が汚れやすい。次に訪れるときは、お手拭きを持参しようと思います。
遊具
公園にある遊具は、以下のとおり。
・ブランコ
・鉄棒
・すべり台
・砂場
・アスレチック
・腹筋ベンチ
定番の、ブランコ、すべり台、砂場、鉄棒のほかに、アスレチック遊具が多数あります。
砂場のそばにある丸太の平均台は、高さがあるのでちょっとスリリング。落ちるにしても、砂場の方にうまく落ちたいものです。そして、砂場が結構広い。同時に10人くらい遊べそうなスペースあり。
どうやって遊ぶのか謎の、金属の丸い筒が並んでいるアスレチック。ジャンプして、筒に触っていくのかな?攻略しがいのありそうな、アスレチックが揃っています。
公園のようす
↓高架下にある公園なので、全体的に薄暗い空間になっています。
画像の奥は行き止まりで、右側はマンション、左側は川崎街道からつながるループ橋になっています。
↓公園の奥は、法面になっていて行き止まり。
↓柱には、的が書いてあったり。
薄暗いし、周りに建物はあって圧迫感があるし、交通量多めの川崎街道を走る車の音はするしで、公園としての雰囲気は、あまり良いものではないかも。とくに人がいない時には、寂しいことこのうえない。
しかし、ほかの公園にはない大きなメリットが!
夏場は、日差しがジリジリと肌に照りつけて、痛いくらいですよね。この公園は高架下にあるので、全体的に日陰になり、とっても重宝します。
今年は、6月〜9月くらいまで4ヶ月間ものあいだ、暑い日が断続的にありました。今後も温暖化で夏が暑く長くなりそうです。
今後もいろんな場所で、高架下を活用した憩いの空間が増えると嬉しいなぁ。
公園のまわりの植物
公園のまわりには、低木の植え込みだったり、おとなりにある病院の敷地内に桜が植えてあったりします。
公園から出て川沿いの道を歩いていると、マンションの前に芝生が敷いてあり、ここにも桜が並んで植えられています。
↓芝生を見ると、ハキダメギク(キク科)が咲いていました。
直径5mm程度の小さい花。可愛らしい見た目にもかかわらず、ハキダメギクとは結構なネーミングですよね。これは、植物学の牧野博士が名づけたそうです。
確かにハキダメ…というか犬のフンが落ちていそうな(実際落ちていた)場所に咲いていました。
ほかの場所でも、土が固いところではなく、ふかふかした所に咲いているのを見かけます。
牧野富太郎
植物学者で牧野富太郎という方を、散歩で植物に興味を持つようになって、初めて知りました。
最近、牧野博士の本「原色牧野日本植物図鑑」を購入して、散歩の際に持ち歩いています。草花の絵が手書きで描かれていて細かく美しい、眺めるだけでも楽しい。
ちょっと値段が高かったので、まだコンパクト版の1巻しか手元に無いのですが、どうやらハキダメギクは、1巻には載っていないようです。
ところで、来年(2023年)の朝ドラは、牧野博士をモデルにした主人公のお話ということなので、ぜひ見てみたいと思っています!