【稲城市】稲城中央公園

大型複合遊具

稲城中央公園は、陸上競技場や総合体育館など立派なスポーツ施設に加え、大型の複合遊具や多摩丘陵の雑木林、美しい花だんなど、見どころ遊びどころがいっぱい。まさに稲城市を代表する公園で、休日には多くの人でにぎわいます。京王線の稲城駅から、西へ徒歩16分ほどの場所に位置しています。

目次

基本情報

大きさ約200,000㎡
遊具大型複合遊具など
ベンチ◯(あずま屋あり)
水道
トイレ◯(車いす用あり)
駐車場◯(4ヶ所有料)
近隣城山公園
2023年11月現在

公園マップ

↓公園内の案内図。スポーツ施設や喫茶店などが充実していますが、公園の南東側は広い範囲で雑木林になっています。

公園マップ

公園マップには「くじら橋」を渡った先の野球場まで載っていませんでした。探せばあったのかな?

遊具

公園にある遊具をご紹介します。

野球場のとなり

野球場のとなりにある遊具の広場は、明るく遊びやすい雰囲気です。

↓遊具の種類は以下のとおり。

・ローラーすべり台
・大きい複合遊具
・小さい複合遊具
・砂場(大)
・砂場(小)

↓手前に大きな複合遊具と奥に小さな複合遊具。奥の方にローラーすべり台があります。

遊具エリア全景

↓歩道をはさんで笹に囲まれた砂場(大)があります。

大きな砂場

↓大きな複合遊具とローラーすべり台が交差していて楽しい。

大きな複合遊具
逆光ですみません

↓ローラーすべり台へは、階段や坂をそのまま上がるかちょっとしたアスレチック(写真右下)もある。

大きな複合ゆうぐ

↓すべり口

ローラーすべり台

ローラーすべり台はあまりすべりが良くないものもありますが、ここ稲城中央公園のものはなかなかすべりが良かった!

↓幼児でも楽しめる小さい複合遊具。奥には野球場が写ってます。

幼児用複合遊具

↓小さい複合遊具のとなりは小さい砂場。そばにベンチもあり、まとまっていてイイ感じ。

小さい砂場

秋の時期にはケヤキの落ち葉が砂場によく落ちてます。砂場付近にはケヤキが植えてあることが多いんですね。

↓葉と一緒に実も付いてたくさん落ちています。

ケヤキの実
葉っぱと一緒に小枝ごと落ちている

ケヤキの実はスズメやヒヨドリが食べるそう。

マップを見ると、公園の南側に「広場」と書かれた場所があります。竹林に囲まれた階段を下りると、大きな複合遊具が設置されています。谷あいの場所で晴れの日でも陰が多くジメッとした雰囲気もあります。

↓遊具の種類は以下のとおり。

・大型複合遊具
・幅広すべり台
・シーソー
・ロッキング遊具1つ
・スプリング遊具2つ

↓大きい複合遊具があります。

大型複合遊具
2023年初夏撮影

↓時計もあっていいですね。

複合遊具

↓カエルのロッキング遊具と奥に2匹の馬のスプリング遊具。

ロッキング遊具とスプリング遊具

↓カエルの隣にシーソー。

シーソー

↓斜面を利用したすべり台。滑るとお尻が摩擦で痛くなりそうなので、100均などにあるソリの「ヒップスライダー」があると良いかも。

幅広すべり台

↓すべり台の下は砂場のように見えます。が、砂は固い。

砂場?

公園のようす

とても広い公園です。道なりに公園を巡っていきます。写真の季節はバラバラです。

↓野球場の奥、北側の公園入り口です。

公園入口
2023年11月撮影

↓入口の壁にはかわいいタイルの絵。レインボーに描かれています。

入口の壁

↓ちょっと坂を上がるとすぐトイレと野球場が見えてきます。

トイレと自販機

野球場

↓広い立派な野球場です。

野球場
野球場

↓まわりは段々になっていて座って見物できる場所がたくさんあります。

野球場

↓野球場を一望できる場所にあずま屋があります。

あずま屋

↓あずま屋の柱にお皿が埋め込まれているのを発見。

あずま屋の柱

↓どういう意味合いで埋め込まれているのだろう?気になります。

柱の装飾
お値段高そうなお皿

↓野球場とあずま屋の近くには大型複合遊具とローラーすべり台、小さめ複合遊具、砂場などが設置してあります。

遊具エリア全景

↓近くには水道もあるので、手が汚れても洗えます。

水道
蛇口がななめになっている

野球場から尾根幹線道路にかかる橋を渡ると、さらに稲城中央公園が続いています。橋は「くじら橋」と名付けられ、特徴的な形をしています。

くじら橋

↓橋は緩やかなアーチ型で視界がひらけていて、まわりの景色を見渡せます。

くじら橋

↓東方向を見ると都心のビル群が見えます。

くじら橋からの景色
稲城の小高い場所では都心のビル群を見れることが多い

↓西方向を見ると工事中の尾根幹道。

くじら橋から工事中の尾根幹を見る

南多摩尾根幹線道路は渋滞緩和のため、2車線区間を廃止し全線4車線へ工事中です。多摩地域の主要な道路で、渋滞が起きやすいんですね。堀割構造だった道路も平面構造へ変更するようです。堀割構造って、実際の地面より地下に掘った構造のことらしいです。道路中央部分の少し山になっている空地あたりも平らになる?昔からずーっと空地で気になっていたんですが、今後どうなるのでしょう。

↓橋からは公園エントランスとカフェも見えます。

公園エントランスのカフェ

このカフェは「ZEBRA Coffee & Croissan」さんという名前で、土日はにぎわっています。ロードバイク用のスタンドもあるようでサイクリングの休憩に良いですね。カフェの前を通る尾根幹道は、片側1車線の区間でも道幅が広い所が多くアップダウンも多い。ロードバイクで走っている人たちをよく見かけます。

↓くじら橋の曲線が美しいです。

くじら橋を渡ったところ

↓下からくじら橋を見たところ。写真わかりにくいですが、美しいアーチを描いています。

下から見たくじら橋

↓くじら橋についての石碑があります。「土木学会田中賞」を受賞したそう。

石碑

土木学会田中賞について
 土木学会田中賞は、東大名誉教授 田中豊
博士のご功績を記念して昭和41年に設けら
れたものです
 この賞は橋梁とそれに関連する構造物で、
すぐれた技術と特色を有すると認められた作品
に授与され、その年度の日本を代表するもの
として位置づけられています
 当「くじら橋」は、平成9年度の土木学会
田中賞を受賞いたしました。

稲城市 
住宅都市整備公団東京支社
多摩ニュータウン事業本部

稲城中央公園 石碑より

↓橋を渡ると正面に陸上競技場が見えてきます。

園路

陸上競技場

↓桜の木に囲まれた陸上競技場。

陸上競技場

↓陸上競技場メインスタンドの裏手には駐車場があります。

メインスタンド裏手の駐車場

↓競技場のまわりは広くて歩きやすい道。途中途中にベンチもあります。

競技場まわりの散歩道

陸上競技場まわりの桜

↓3月下旬に咲く桜が見事です。たくさんの人で賑わっていました。

陸上競技場と桜
陸上競技場と桜
陸上競技場と桜

↓競技場となり、丸い形をした芝生の広場です。

芝生広場

写真の時期は桜は終わっていますが、こちらでレジャーシートを敷いてお花見している人が多数いました。近くにトイレもあります。

↓広場の近くでイロハモミジの赤い実が見えました。

イロハモミジの実

イロハモミジの葉は秋に紅くなってとても美しいですが、4月〜5月あたりに付ける実も赤く可愛らしい。実には2枚の羽がついていて、秋に落ちた実を集めて空中に投げると、竹とんぼみたいにクルクル回って落ちてきます。

総合体育館とレストラン

↓競技場のまわりをぐるっと歩いていくと、総合体育館とレストラン、手前に花だんが見えてきます。

総合体育館と花だん

↓レストラン「パークヒル」。

レストラン

↓レストランへ渡る橋の下には、木に傘みたいなのが被せられていて何の用途か気になります。

モニュメント?

↓レストランの入口でメニューを確認できます。

レストラン入口

↓パフェを頼んでみました。価格は失念しました。(600円くらい?)

パフェ

↓「パークヒル」さんのTwitter(X)を拝見すると、テイクアウトもできるようです。お弁当を買って公園で食べるのもいいですね。

大きな窓のある店内は静かで居心地が良かったです。休日に訪れましたがお昼時を外したためか空いていました。

総合体育館の道路を隔てた向かいにはコンビニがあります。

コンビニ

公園の花壇

↓花壇の入口。

花だん入口

↓3月下旬のようす。色とりどりで濃い色合いが目立ちます。

花だん

↓初夏のようす。木々や草花の緑が目立っています。

花だん

↓花壇のお花色々。

花だん
花だん
花だん
花だん

↓春先には苗の販売もしているようです。

花壇の入口

↓花壇と総合体育館の東側の道を歩いて行くと、

園路

↓だんだん竹林が見えてきます。

園路

↓竹林の先、正面に見える森は「清水谷戸緑地」で、うっすらと見える茶色っぽい建物周辺は駒沢学園の敷地です。

竹林

稲城市は市の多くの部分が三沢川を挟んだ丘陵地になっています。三沢川の右岸には未整備都市計画公園となっている場所かいくつかあり、清水谷戸緑地もそのひとつです。清水谷戸緑地は東京都の事業となっていて、整備はあまり進んでいないようす。

↓竹林の中の階段を下ると、大型遊具がある広場に出ます。

遊具のある広場
広場

↓広場を抜けてさらに下って行くと、公園を出て住宅街になります。

園路

公園を出た住宅街の近くには三沢川が流れています。

↓川沿いには公園の下を通る三沢川分水路の取水口も見えます。ここから多摩川へ流れ込む水路が作られています。

三沢川分水路

三沢川分水路は多摩ニュータウン開発にともない、川の氾濫を防ぐため造設され昭和58年に完成しました。分水路の出口は、多摩川沿いにある「南多摩スポーツ広場」近くにあります。

↓取水口から公園沿いに歩道があるので歩いて行くと、数カ所公園へ上っていく入口があります。

雑木林

↓途中には道標もあります。

道標

↓そのまま道なりに歩いて行くと池がありました。雑木林に囲まれていて静かなところです。

池

池のほとりにはあずま屋がありました。冬場はちょっと寒くて寂しげな雰囲気です。

↓池を通り過ぎると展望デッキが見えてきます。

園路

↓展望デッキ

展望デッキ

↓座れそうな所の壁は、コンクリートに金色のタイルが埋め込まれていて金屏風みたいになっています。

展望デッキ

↓階段があって上にあがれます。

展望デッキ

↓上からの景色では森林浴が楽しめます。見晴らしは無し。

展望デッキからの眺め

↓雑木林の中は小道が多数あるので森林散策が楽しいです。アップダウンも多くなっています。

雑木林
雑木林

以上でだいたい公園一周しました。

アクセス

電車

京王相模原線「稲城駅」より西へ徒歩17分くらい。

バス

京王相模原線「稲城駅」や「若葉台駅」より乗車
「稲城中央公園」下車

駐車場

有料駐車場4ヶ所。
詳しくは稲城市公式サイトの「稲城中央公園」をご確認ください。

地図

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