【八王子市】秋葉台公園

火の鳥と虹

秋葉台公園には、ピラミッドのような建造物からすべり台が設置されているのが特徴的です。ピラミッドの他にも火の鳥をモチーフにしたオブジェや壁画などがあり、個性的な公園です。京王相模原線「京王堀之内」駅から、東へ徒歩10分くらいの場所にあります。

目次

基本情報

大きさ26,193㎡
遊具ドラゴンスライダーなど
ベンチ◯(あずま屋あり)
水道
トイレ◯(車いす用あり)
駐車場
近隣
2024年1月現在

遊具

公園にある遊具は以下の通り。

  • ドラゴンスライダー(大きなすべり台)
  • ブランコ
  • 砂場
  • 小さい複合遊具

↓公園の目玉はなんと言ってもこの大きなすべり台「ドラゴンスライダー」。

ドラゴンスライダー
雨の日だったので水滴が舞っています

↓上からみるとスリル満点、「火の鳥」がバッチリ見えます。遊具の対象年齢は6才〜12才。

ドラゴンスライダー

↓ドラゴンスライダーを降りたところに、ブランコと砂場。

砂場とブランコ

↓ピラミッドの裏手にも小さいすべり台と砂場がありました。

複合遊具と砂場

公園のようす

秋葉台公園は京王相模原線の線路の上に作られています。まわりは、ゴルフ場や小学校、住宅に囲まれています。

↓住宅地からの入口はこじんまりしています。

公園入口

↓高低差がある公園なので、いきなり階段があらわれます。スロープもあります。

公園の階段

↓階段を登ったところには、小さい複合遊具と砂場。

並木道

↓遊具は端っこにあるだけで、あとは芝生が広がっています。

並木道

↓並木道の合間にベンチが置かれています。

並木道

↓ドラゴンスライダーが見えてきました。

ピラミッドの階段

↓大きなオブジェもたくさんあります。

火の鳥

公園内の説明板によると、このオブジェは「火の鳥」をモチーフにしているんだそう。昔、ここにあった「秋葉神社」では、火伏せの神を祀っていたことからデザインされたということです。

↓太陽を背にしてそびえ立つピラミッドと、羽を広げる火の鳥。なんだか神秘的な雰囲気がします。

ドラゴンスライダー

↓階段の手すりは、ピラミッドの端っことドラゴンスライダー横にしかないので、雨の日の上り下りはちょっと怖い。

ピラミッドの階段

ドラゴンスライダーは「のぼり竜」をモチーフにしているそうです。横から見ると竜の躍動感が感じられます。

↓上からみると、羽を広げた火の鳥の形がはっきりわかります。

上から見た火の鳥

↓天気が回復傾向にあったこの日は、とてもきれいな虹が見えました。公園の説明板にあった「未来へ向かって〜」の情景があらわれたような印象です。

火の鳥と虹

↓多摩丘陵から架かる虹。背後に明星大学のビルが見えます。

虹
紫色の外側にも虹がごくうすく続いている

↓ぼんやりした副虹も出ています。主虹とは色の順番が逆になっています。

虹

↓きれいな虹が観測できたので、虹がなぜ見えるのか?などをまとめてみました。


虹は、太陽光が水滴の境界面で屈折し、水滴内部で反射して、水滴から出る時にまた境界面で屈折して出てくる光が見えています。太陽光は、水などの透明な物の中では、光の波長(色)によりわずかに速度が異なり、速度の違いで屈折して色分けされます。太陽光がさす方向から、それぞれの色が強くでる角度が違うので、ことなる高さの水滴から出る色が虹として目に届いています。
副虹(ふくにじ)
はっきり見える虹(主虹)の外側に見える、薄いぼんやりした虹のこと。副虹では、光が水滴の中で2回反射しているため、反転し主虹とは色の順番が逆になります。反射回数が主虹より多いため、眼に届く光の量も減ってうすく見えています。主虹は太陽光の差す方向から41度前後の角度で見えるが、副虹は52度前後くらいで見えます。
アレキサンダーの暗帯
上の画像では、主虹と副虹の間の空間が少し暗くなっています。この虹と虹の領域のことを「アレキサンダーの暗帯」といいます。アレキサンダーの暗帯でも光の反射は起こっていますが、観測者の眼には反射した光が入射しないため、虹の明るさと相対的に暗く見えています。

気象の変化を楽しめる、雨の日の散歩も良いものですね!

↓ピラミッドをくぐれる三角屋根の入り口があります。赤い鳥の羽のようなものがくっついています。

火の鳥のモチーフ?

↓通路には鮮やかな壁画が描かれています。

壁画

↓通路の先には芝生の広場。四角く広い。色々な遊びができそうです。

上の芝生

↓かわいい小鳥の絵がたくさん描かれている壁と、ちょっと腰を下ろすのに良さそうなベンチ。

壁画とベンチ

↓芝生の広場の一角にはあずま屋が見えます。

あずま屋

↓見晴らしのそさそうな場所にベンチあり。

石のベンチ

↓あずま屋には、ベンチは無いけど水道がありました。

あずま屋

↓よく見ると、方角石(というのかな?)を兼ねた水道でした。角の折れた三角形をしています。

方角石

↓方角石の近くには、トイレと自動販売機あり。

トイレ

↓緩やかに公園内の道を上ります。

園路

↓ピラミッドは芝生の広場のステージのよう。壁画のおかげで薄暗い雨の日でも明るい雰囲気です。

上の芝生

↓道は小学校に突き当たり、隅に石のベンチが見えました。絶妙に向かい合って座れない配置になっているベンチ。

石のベンチ

↓小学校側からの公園入口にはアーチがかかっています。

小学校方面からの入口

↓ひろーいベンチもあります。

広場

↓四角の広場のもう片隅には、三角のテーブルとベンチ。屋根は無いので日差しがふり注ぎます。

ベンチとテーブル

アクセス

シェアサイクルポートあり。

電車

京王相模原線「京王堀之内」駅から、東へ徒歩10分程度。

駐車場6台(無料)

↓入口からのアプローチが長く駐車場は狭いので、転回スペースがないように見えます。満車の場合は引き返すのが大変そうな駐車場です。

アプローチ

地図

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