雨乞公園は、昔、雨乞に使われた水が涌いていたことから名付けられた公園です。まわりは住宅地に囲まれていて静かな場所です。京王線百草園駅から、南へ坂道をのぼって徒歩20分弱くらいの場所にあります。
基本情報
大きさ | 3,168㎡ |
遊具 | すべり台、幅広すべり台 ブランコ、砂場など |
ベンチ | ◯ |
水道 | ◯ |
トイレ | × |
駐車場 | × |
近隣 | 京王百草園、百草台自然公園 |
遊具
公園にある遊具は以下のとおりです。
・ブランコ
・幅広すべり台
・すべり台
・砂場
・鉄棒
・ジャングルジム
・動物や土管の形の置物
↓お馴染みの遊具がそろった公園です。
コンクリートで出来た幅広すべり台が楽しそう。お尻に敷くダンボールなどがあるといいかも。
公園のようす
丘陵地の公園でよく見かけるタイプの、高さでエリア分けされている公園です。
雨乞公園の広さはそれほど大きくなく、上下に2つのエリアで分かれています。
桝井西公園を出て住宅街の中を歩くと、すぐ到着します。徒歩1分くらい?の距離です。
↓木がこんもりしているところが公園です。
道路を横切って公園に入ると、下のエリアです。
↓ここにある遊具は、すべり台が一台のみ。
↓歩道と縁石に囲まれた芝生があり、ベンチも置かれています。
地面が若干湿っぽい感じで、苔が生えているような雰囲気です。
常緑樹が多く、小鳥の鳴き声がよく聞こえてきます。
↓下のエリアと上のエリアは階段でつながっています。
スロープは無いので、ベビーカーなどの場合、道路に出て上の方のエリアへまわり込みます。
↓上から下のエリアを見たところ。木がたくさん植えてあって、夏場は日陰たっぷりだと思います。
春に訪れましたが公園にある桜は1,2本だけで、それも公園の端っこにあるので、お花見に適した公園ではなさそう。
↓上のエリアは下のエリアより広く、遊具がたくさん置いてあるので、メインで遊ぶ場所はこちらのようです。
ケヤキの木が数本ありますが、ちょっと傷んでるような木もありました。
↓パーゴラとベンチ。遊具は綺麗に塗装されていたけれど、パーゴラは錆びています。
↓パーゴラの片隅にはヤエザクラがあります。少しお花見気分で休憩しました。
↓上のエリアには、おそらくヒマラヤスギだと思いますが、公園を囲むように植えられているのが目につきました。
公園の由来板
↓雨乞公園の由来板です。少しベコベコになっています。
この公園の下あたりには雨乞谷戸と呼ばれる深い谷が入りこんでいた。
公園由来板より
その奥から湧き出る地下水はどんな年にも涸れることがなく、地元倉沢の人々は日照りで田の水に困ったときなどこの水を御嶽社に供え、雨乞いの祈願をした。
今あたりを見渡しても住宅ばかりで、どこに谷戸があったのか全くわかりませんが、貴重な水が湧き出ていた場所なんですね。
ここから住宅地を西へ行くと、百草台自然公園や三角点公園があります。