【日野市】鼻どり田公園

公園から見える電車

鼻どり田公園は住宅街と京王線の線路に挟まれた、こじんまりした公園です。京王線南平駅から、線路沿いに徒歩4分ほどの場所にあります。

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基本情報

大きさ451.52㎡
遊具ブランコ、砂場
水道あり
ベンチあり
トイレ×
駐車場×
2023年2月現在

遊具

公園の遊具は以下のとおりです。

・ブランコ
・砂場

↓塗装の剥げが古さを物語っています。

公園のようす

すぐそばには住宅が立ち並び、狭い公園なので遊び方は限られそうな公園です。

遊ぶ子どもはあまりいないけど駅が近いので、人の往来はそこそこある印象。

↓ベンチの座面は木製で、年季が入っています。

ブランコ

動物モチーフのベンチ

↓羊をモチーフにしたベンチでしょうか?古代の神話に出てくるような生き物を連想させます。

ベンチ

電車

公園のすぐ近くを線路が通っているので、電車が好きな子どもにはうってつけの場所。

↓京王線の電車が間近で見られます。

公園から見える電車
公園と隣接している線路

由来板

↓日野市の公園ではよく見かける、公園名の由来板です。

公園名の由来板

この付近の水田の名前が、「鼻どり田」だったという説明です。

昔の田植えでは、5,6月ごろの田んぼを起こす作業や水を張った田んぼをならす時に、牛馬が使われたという事で、牛馬を誘導する役割を鼻どりと言うんですね。

機械化が進む昭和の中頃までは、牛馬と人の手で田んぼの作業を行なっていたそう。

三島市郷土資料館さんのサイトを拝見したところ、三島宿の民話として『鼻どり地蔵』というのがあるそうです。

民話は、田植えで忙しい時期に、鼻どりをする人手がいないという内容から始まっています。

鼻どりは子どもや女性が担当したと由来板にあるので、他の仕事と比べ重労働ではなかったようです。

それでもなり手がいないくらい忙しかった、という昔の農業に対しての印象が残りました。

公園の近くにあった水田が、「鼻どり田」と名付けられた経緯は分かっていないようですが、三島宿の民話のような物語が、むかしは何かあったのかも知れませんね。

↓公園の一角に無造作に咲いていたスイセン。

スイセン

地図

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