【八王子市】大塚公園

運動広場1

大塚公園は、テニスコートや野球場、屋外プール、バードサンクチュアリなど、運動施設の充実と自然保護を兼ね備えた公園です。多摩モノレールの大塚・帝京大学駅から徒歩10分かからないぐらいの場所にあります。

目次

基本情報

大きさ72,956㎡
遊具すべり台、ブランコ、健康遊具など
水道あり
ベンチあり(屋根付き◯)
トイレあり(車いす用◯)
駐車場あり(無料)
近隣
2023年2月現在

公園map

大塚公園案内図

遊具

芝生広場と運動広場の2ヶ所に遊具が置いてあり、それぞれにある遊具は以下のとおりです。

芝生広場
・砂場
・すべり台
・健康遊具3つ

↓昔ながらの形の普通のすべり台は、角度があって速度が出そうです。近くには屋根付きの砂場があります。

運動広場
・幼児用ブランコ
・ブランコ
・すべり台

↓幼児用のブランコと、柱1本で支えている省スペース仕様のブランコ。これまた幼児用と思われる、高さの低いすべり台があります。

公園mapを見ると、ここには木製遊具があったようですが、見当たらないので撤去されたようです。

公園の広さの割には、子どもが遊べる遊具は少ない印象です。

公園のようす

駐車場から公園内を歩きます。

↓駐車場の脇には立派な管理事務所があります。

管理事務所

野球場

↓駐車場から公園へ入ると、すぐに野球場が見えます。軟式野球やソフトボール用の野球場らしい。

野球場

子どもが参加できる野球体験教室なども、時折ここで行われているようです。

芝生広場

↓野球場を横目に進むとすぐに芝生広場に着きます。

芝生広場
遊具や彫刻を置いている広場

彫刻

彫刻のまち八王子!芝生広場には2つの彫刻があります。

↓酒井良さん作「生」

彫刻「生」

↓田中康二郎さん作「作品’88」

彫刻「作品’88」
石の上に鉄のレールのようなものが表現されている

↓テーブル付きのベンチもあります。木のそばなので、夏は木陰の下になりそうです。

芝生広場のベンチと遊具

↓芝生広場は少しなだらかな坂になっていて、坂の上にはあずま屋とトイレがあります。

コンクリート屋根のあずま屋1

↓頑丈そうなコンクリートの屋根があります。雨の日の散歩でも、ここなら休憩できそうです。

コンクリート屋根のあずま屋2

↓壁がレンガで作られているトイレもあります。

レンガの壁のトイレ

公園管理者「八王子スポーツパーク」の公式サイトによると、このトイレは2019年に洋式になったそうです。

和式便所は苦手な人もいると思いますから、これはありがたいです。

↓あずま屋を過ぎると、円形の広場が見えます。

園路8

↓円形の広場に円形の花だん。中央にはパンパスグラスと思われる、フサフサの穂をした植物が植えてあります。

パンパスグラス

穂が出るのは秋ということですが、もうすぐ春。いつまでフサフサしているのだろう?

↓円形の広場から、石のタイルが敷かれた道がまっすぐ伸びています。公園のエントランスのような雰囲気です。

園路11

↓まっすぐ進むと、屋外プールが見えてきます。

パーゴラ&ベンチ
プールが見渡せる場所にパーゴラ&ベンチがある

プール

↓市営プールでよく見る長方形のプールではなく、変わった形のプール。季節は冬なので、濁っています。

屋外プール
一般用と幼児用のプールがある

利用料金は、大人2時間250円、中学生以下2時間100円という安さ。

昨年(令和4年)は老朽化のため中止になっていたようです。

一見すると改修した様子が無いように見えますが、今年は営業するのかどうか。

↓プールの近くには、南の方へ橋がかかっていて、松が谷遊歩道へとつながっています。

↓橋は渡らず、公園内をつらつら歩いていくと、運動広場の広い芝生が見えてきます。

園路3

運動広場

↓運動広場は真ん中に広い芝生がドーンとあり、その周りを舗装された歩道が通っています。

運動広場1
ボール遊びも自由に出来そうな広さ

↓端の方には遊具が置いてあったり、屋根付きの休憩所があったりします。オレンジ色の瓦屋根がいい感じです。

そのほか、車いす利用も可能なトイレがあります。

休憩所

↓休憩所に石で出来たプレートが置いてあります。この休憩所は「遊亭(あそびてい)」という名前らしい。

休憩所「遊亭」
休憩所の奥にはテニスコートがある

↓この休憩所は以前バーベキュー場となっていましたが、現在は感染症の影響で使用できない旨の貼り紙があります。

休憩所の張り紙

近くに自販機があるので、一息つくのにいい場所です。

休憩所の向こう側はテニスコートになっていて、テニスコートの隣には駐車場もあります。

彫刻

運動広場にも彫刻が置かれています。

↓五十嵐芳三さん作「八王子’88発芽」。

彫刻「八王子’88発芽」

運動広場をぐるっと歩いて、次にバードサンクチュアリー(鳥類保護区)へ向かいます。

↓クスノキの並木に囲まれた運動広場。大塚公園は、クスノキをたくさん見かけます。

園路4

バードサンクチュアリー

↓バードサンクチュアリーは鬱蒼とした森になっています。柵があるので立ち入れません。

バードサンクチュアリ

↓鳥に関することが書かれている看板が、4つも設置されています。

↓この日、鳥の姿や鳴き声はあまり確認できず。奥に机のようなものが置いてありますが、どうやら不法投棄っぽい様子。

バードサンクチュアリ2

↓バードサンクチュアリーと芝生広場の間の道を通ります。いくつかの木に名札がついているのが見えます。

園路5

あとは再び円形の広場近くを通り、駐車場に戻りました。

ランニングコースも敷かれているぐらいの広い公園、アップダウンは少ししかなく、舗装されていて歩きやすい場所でした。

植物

公園で見かけた植物について。

ヒイラギナンテン(メギ科)

↓バードサンクチュアリーの近くで、ヒイラギナンテンが見られます。

ヒイラギナンテン

↓花がもうすぐ咲きそうです。放射状につぼみが出来るんですね。

ヒイラギナンテンの花
2023年2月中旬撮影

アベリア(スイカズラ科)

円形の広場にあったパンパスグラスの下に、アベリアが植えてあります。

↓アベリアの園芸品種「カレイドスコープ」かと思われます。

アベリアカレイドスコープ

カレイドスコープの葉の色は、季節によって変化するそう。

冬には赤くなるらしいですが、薄いオレンジのように見えます。

↓一般的な品種のアベリアを見かけた公園。

同じアベリアでも葉に模様があるだけで、違う植物のように見えました。

スイセン(ヒガンバナ科)

円形の花だんで見かけた花をもうひとつ。

↓スイセンと思われる黄色いつぼみが、グググと頭を持ち上げそうな気配です。

スイセン

全草で有毒ですが、葉っぱがニラに似ていることから、誤食が起きることがあるそう。

花が終わると葉だけになるので、余計に間違えやすくなるようです。

アクセス

公共交通

鉄道

多摩モノレール「大塚・帝京大学」駅、「松が谷」駅から徒歩約10分。

京王線小田急線「多摩センター」駅から、北へ徒歩約20分。

バス

京王線聖蹟桜ヶ丘駅発
系統 多11
行き先 「松ヶ谷経由多摩センター行き」
バス停 「大塚公園」

駐車場

台数 43台(無料)
開場時間 7:30〜18:20(3月から9月)8:00〜16:50(10月から2月)

休日などは混み合うようです。

地図

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