おくまん下公園は、住宅街の中にあるとっても小さな公園です。すぐ近くには熊野神社があり、神社に関する記述が公園の立て札に記されています。京王線南平駅から、東へ徒歩7分ほどの場所に位置しています。
基本情報
大きさ | 229.62㎡ |
遊具 | 鉄棒、砂場 |
水道 | あり |
ベンチ | あり |
トイレ | × |
駐車場 | × |
近隣 | 南平丘陵公園 |
遊具
↓遊具は砂場と鉄棒のみ。
公園の由来板
↓日野市の公園では高確率で見かける「由来板」。おくまん下公園にもありました。
↓木の立て札は、文字が所々読みづらくなっているので、書き写してみました。?のところは読み取れませんでした。
この公園の東南、山上に祀られる熊野神社は、古くから土地の鎮守神”おくまんさま”とあがめ親しまれてきた。
この社は永禄年間(1558〜1570)の古書に、熊野堂山の名でしるされ、その東側にくまんどうの地名が残されていたことからも、永禄以前熊野?者によって勧請されたものと考えられる。
日野市公園緑政課
というわけで公園の名前の由来は、熊野神社の神様が「おくまんさま」と呼ばれていたことによるそうです。
↓公園から目と鼻の先に、熊野神社の入り口があるので行ってみます。
熊野神社
↓ヒノキなのど樹木に囲まれた階段を登っていくと、すぐ熊野神社の社殿が見えてきます。
↓立派な狛犬が、と思ったら右側の口が開いている方は獅子と呼ぶらしく、左側の口が閉じている方を狛犬と呼ぶんですね。
↓社殿にはお供物か何かが多数置かれているのが見えます。
↓参拝後、かたわらにマップがあるのに気がつきました。
熊野神社のマップではなく、一般的な神社の案内図をあらわしているようです。
神社庁という名前で、省庁のひとつかと思ってしまったのですが、東京都神社庁という宗教法人なんですね。
↓奥へ続く階段が見えたので、進んでみます。
↓社殿の横を通過して行きます。神社の建築様式は様々なものがあるようですが、拝殿と本殿が分かれているので権現造でしょうか?
↓境内の奥には小さな祠がありました。
日野市観光協会のサイトによると、祠は蚕陰社ということで、養蚕の神様を祀っているそうです。
↓祠を後にし、来た道を戻ります。
↓神社を出て住宅街を南方へ少し歩くと、南平丘陵公園の入口があります。