【日野市】三角点公園

三角点公園の風景

三角点公園は、この付近に明治時代、測量のための三角点があったために名付けられたそう。(公園の由来板より)丘陵地の公園で、一部見晴らしの良い場所があります。京王線の百草園駅から、南へ坂道を登り、徒歩15分ほどの場所にあります。

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基本情報

大きさ3,502㎡
遊具すべり台、ブランコ、砂場
鉄棒、ジャングルジム
水道
ベンチ
トイレ×
駐車場×
近隣百草台自然公園
2023年3月現在

遊具

公園にある遊具は以下のとおりです。

・すべり台
・ブランコ
・砂場
・鉄棒
・ジャングルジム

↓昭和時代からお馴染みの遊具たちがそろっています。昭和と違うのは、赤青黄緑とカラフルに塗られているところ。

公園のようす

公園付近は丘陵地の閑静な住宅街で、道路を挟んだ向かいには小学校があります。

公園の由来板

日野市の公園由来板です。

↓明治の陸地測量時代に、この付近に高い丘があって、三角座標が置かれていたとの説明があります。

三角点公園の由来板

公園内を見たところ三角点は見当たらないようす。

「丘がそびえていた」と由来板で過去形になっているので、その丘は宅地開発などで無くなってしまったのでしょうかね。

遊具がある広場

↓遊具は近すぎず、遠すぎずの距離で置かれています。遊具の周りはケヤキが枝を広げて、木陰のおかげで夏でも遊べそう。

三角点公園の風景

↓残された切り株には、キノコがわずかに生えています。新芽は出ていないので、もう朽ちてしまっているようです。

切り株のキノコ

↓遊具の広場を通り抜けると、道は二手に分かれています。階段を上ります。

園路

階段の近くには、ツルニチニチソウが綺麗に咲いています。

芝生の広場

↓階段を上がった先には、芝生の広場があります。遊具などはなく、背の低い木が1つ2つあるだけです。

公園上側の広場

↓背の低い木に淡いピンクの花が咲いています。りんごの花のように見えるのですが、どうなんでしょうか?

芝生の広場は、三角形のような形の広場です。

↓芝生の広場を進むともうひとつ階段があり、降りていくと下の歩道と合流します。下に見える植え込みがある場所も三角形になっています。

公園の階段

三角点公園の名にちなんで、ところどころに三角形が配置されているのかと、勝手に想像したり。

↓階段を下った先にもうひとつ、空き地に木が数本植わっている空間があります。ベンチはありません。

公園の空き地

三角点公園から道路を渡って、南方向へ1〜2分歩いた場所に、百草台自然公園があります。

植物

公園で見かけた植物について。

ツルニチニチソウは、春に公園などでよく見かける綺麗な紫色の花です。

常緑のツル性植物で多年草。とても丈夫なので育てやすいそうです。

↓花の大きさは約4cmくらいで目立ちます。

ツルニチニチソウ
中心部が五角形になっている

観賞用に栽培されるそうですが、公園で見たのは野生化しているような印象でした。

ツルニチニチソウ
階段を彩るツルニチニチソウ

スイバ(タデ科ギシギシ属)

スイバも道端や畑の近くなどでよく見かけます。雌雄異株。

名前の由来は、酸っぱい葉だからスイバ。酸っぱいのはシュウ酸という、取りすぎると尿路結石の原因になると言われている成分です。

山菜などにもよく含まれているシュウ酸ですが、水に流れ出るので、さっと湯がくのがいいようですね。

↓雌花はめしべの頭が赤くなるそうで、画像は雌花でしょうか。

スイバ

どこでも見かける野草ですが、よく見ると、きれいな紅色の花をしています。

ハナニラ(ユリ科ハナニラ属)

ハナニラも、道端でよく見かける花です。早春のまだ肌寒い時期から、咲いているのを見かけます。

葉を傷つけて匂いを嗅ぐとニラのような匂いがしますが、観賞用のこちらのハナニラは食べられないそうです。

↓薄い青紫色で6裂した花びらが、きれいに開いています。

ハナニラ

地図

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