三角点公園は、この付近に明治時代、測量のための三角点があったために名付けられたそう。(公園の由来板より)丘陵地の公園で、一部見晴らしの良い場所があります。京王線の百草園駅から、南へ坂道を登り、徒歩15分ほどの場所にあります。
基本情報
大きさ | 3,502㎡ |
遊具 | すべり台、ブランコ、砂場 鉄棒、ジャングルジム |
水道 | ◯ |
ベンチ | ◯ |
トイレ | × |
駐車場 | × |
近隣 | 百草台自然公園 |
遊具
公園にある遊具は以下のとおりです。
・すべり台
・ブランコ
・砂場
・鉄棒
・ジャングルジム
↓昭和時代からお馴染みの遊具たちがそろっています。昭和と違うのは、赤青黄緑とカラフルに塗られているところ。
公園のようす
公園付近は丘陵地の閑静な住宅街で、道路を挟んだ向かいには小学校があります。
公園の由来板
日野市の公園由来板です。
↓明治の陸地測量時代に、この付近に高い丘があって、三角座標が置かれていたとの説明があります。
公園内を見たところ三角点は見当たらないようす。
「丘がそびえていた」と由来板で過去形になっているので、その丘は宅地開発などで無くなってしまったのでしょうかね。
遊具がある広場
↓遊具は近すぎず、遠すぎずの距離で置かれています。遊具の周りはケヤキが枝を広げて、木陰のおかげで夏でも遊べそう。
↓残された切り株には、キノコがわずかに生えています。新芽は出ていないので、もう朽ちてしまっているようです。
↓遊具の広場を通り抜けると、道は二手に分かれています。階段を上ります。
階段の近くには、ツルニチニチソウが綺麗に咲いています。
芝生の広場
↓階段を上がった先には、芝生の広場があります。遊具などはなく、背の低い木が1つ2つあるだけです。
↓背の低い木に淡いピンクの花が咲いています。りんごの花のように見えるのですが、どうなんでしょうか?
芝生の広場は、三角形のような形の広場です。
↓芝生の広場を進むともうひとつ階段があり、降りていくと下の歩道と合流します。下に見える植え込みがある場所も三角形になっています。
三角点公園の名にちなんで、ところどころに三角形が配置されているのかと、勝手に想像したり。
↓階段を下った先にもうひとつ、空き地に木が数本植わっている空間があります。ベンチはありません。
三角点公園から道路を渡って、南方向へ1〜2分歩いた場所に、百草台自然公園があります。
植物
公園で見かけた植物について。
ツルニチニチソウ(キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属)
ツルニチニチソウは、春に公園などでよく見かける綺麗な紫色の花です。
常緑のツル性植物で多年草。とても丈夫なので育てやすいそうです。
↓花の大きさは約4cmくらいで目立ちます。
観賞用に栽培されるそうですが、公園で見たのは野生化しているような印象でした。
スイバ(タデ科ギシギシ属)
スイバも道端や畑の近くなどでよく見かけます。雌雄異株。
名前の由来は、酸っぱい葉だからスイバ。酸っぱいのはシュウ酸という、取りすぎると尿路結石の原因になると言われている成分です。
山菜などにもよく含まれているシュウ酸ですが、水に流れ出るので、さっと湯がくのがいいようですね。
↓雌花はめしべの頭が赤くなるそうで、画像は雌花でしょうか。
どこでも見かける野草ですが、よく見ると、きれいな紅色の花をしています。
ハナニラ(ユリ科ハナニラ属)
ハナニラも、道端でよく見かける花です。早春のまだ肌寒い時期から、咲いているのを見かけます。
葉を傷つけて匂いを嗅ぐとニラのような匂いがしますが、観賞用のこちらのハナニラは食べられないそうです。
↓薄い青紫色で6裂した花びらが、きれいに開いています。