出口公園は、京王線の線路沿いにある小さな公園です。公園の名前は、鎌倉時代の武将平山季重に関係しています。京王線「平山城址公園」駅から徒歩2分ほどの場所にあります。
基本情報
大きさ | 1,291㎡ |
遊具 | スプリング遊具 ロッキング遊具 |
ベンチ | ◯ |
水道 | ◯ |
トイレ | ◯ |
駐車場 | × |
近隣 |
遊具
・3人乗りロッキング遊具
・スプリング遊具
・健康遊具
↓よく見かけるオレンジ色ワンちゃんの遊具
↓動物モチーフっぽいけどなんの動物か分からないスプリング遊具
↓アスレチックベンチ。ちょうど木陰になっていて過ごしやすそう
公園のようす
↓公園の周りは平山用水が通っていて、入口には小さい橋が架かっています。
↓植物が植えてある小道
↓小道を抜けるとグラウンド
グラウンドはボール遊び出来るくらいの広さがありますが、すぐ隣に線路があるのでボールが中に入ったら怖いですね。遊び方は限られそうです。
↓公園のすぐ隣には線路。高めのフェンスあり
↓公園名の由来板。
このあたりには 鎌倉幕府を開いた源頼朝の家臣で「保元の乱」保元元年(一一五六)「一の谷の合戦」寿永三年(一一八四)に参戦し 武勇が鳴り響き「平家物語」「吾妻鏡」に登場する武将 平山季重の館跡があったと伝えられています
この館の出口があったことから出口という小字名がつけられたといわれています
公園内由来板より
かつては 大出口 小出口という小字名もあり 出口 小出口という屋号をもつ旧家もあります
なお、毎年10月下旬の日曜日には「平山季重まつり」が開催されているようです。主な会場は平山城址公園駅前です。
詳しくは日野市のHP(外部リンク)をご覧ください。
↓線路と水路に囲まれた公園
↓水路には沈水植物がたくさん見えます。クロモかオオカナダモという種類かな?
日野市は今後50年の未来の姿として令和2年に「水都日野」を掲げています。水辺のある風景として50の場所が選ばれていて、この平山用水沿いにも多数あるので、散策してまわるのもいいですね。
参考:日野市HP「水辺のある風景日野50選」(外部リンク)
↓パーゴラにたっぷりフジが絡まっています。下にはベンチ。砂場はありません。
↓10年以上前(おそらく公園ができてまもない頃)のgoogleストリートビューを見ると、まだ全然フジが絡まってません。
昔の画像と見比べると面白いです。
植物
公園で見かけた植物について。
ネムノキ(マメ科)
↓一本だけネムノキがありました。
ネムノキの名前は、夜になると葉っぱが合わさって閉じる様子が寝ているように見えることから由来しているそう。
レッドロビン(バラ科)
レッドロビンはカナメモチとオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、生垣に植えられているのをよく見かけます。
↓出口公園のフェンス沿いに植えられているのもおそらくレッドロビン。
新しい葉は赤くなるので、季節を問わず赤い葉が鑑賞できます。
見慣れている植物ですが、春先に花が咲いていると生垣が赤と白と緑色になり目をひきます。
↓綿棒みたいな白いツボミ