馬引沢南公園は、見晴らしのいい小高い丘に歩道が巡っている公園。多摩東公園とは、道路を挟んで隣接しています。京王線・小田急線永山駅から、南東へ徒歩20分ほど。小田急線はるひ野駅から、北西へ徒歩20分ほどの場所にあります。
基本情報
大きさ | 24,076㎡ |
遊具 | すべり台、砂場 |
水道 | あり |
ベンチ | あり(あずま屋◯) |
トイレ | あり |
駐車場 | × |
近隣 | 多摩東公園、聖ヶ丘緑地 |
遊具
公園にある遊具は以下のとおり。
・すべり台
・砂場
↓広さの割には遊具が少なくて、ちょっと寂しい。
公園のようす
多摩東公園から馬引沢南公園にかかる「剣橋」を渡り、公園をぐるっと回ってみます。
ところで剣橋という名前、かっこいいですね。多摩東公園には武道館があるから、そのつながりで名付けられたのかな?
剣橋
↓剣橋。橋の上には背の高い街灯が立っています。
↓剣橋の下には「多摩東公園」のバス停があり、バスで来るならここで降りればすぐ公園です。
↓公園に入るとすぐに登り階段が。少し上がれば小高い丘に出ます。階段以外にスロープになっている道もあります。
↓階段を登ると丘の上。木があまり無く、見晴らしが良い場所です。
丘のうえ
↓周りは木々に囲まれていますが、丘の上はポッカリひらけています。
↓丘の上には、あずま屋がありました。近くに水道も。
↓ずいぶんしっかりした柱と屋根だなぁ。
googleマップの公園口コミを見ると、ここは以前土俵だったとか。言われてみれば、しっかりした屋根に地面の硬い土が四角にもりあがっていて、たしかに土俵です!
↓土俵の近くにはゴミ箱の名残りが。子どもの頃は、公園にゴミ箱があったことを思い出しました。
↓丘の上をぐるっとまわってみると…立ち枯れているような木が多い。
ナラ枯れなどの病気のためなのか、木が少ないから目立つだけなのか。そもそも枯れていなくて、春には葉をつけたりするかも?
どちらにしろ折れ枝が多いので、落ちてくる枝に注意ですね!
スロープを下っていくと、遊具が置いてある広場が、公園の北側に広がっています。
↓スロープを降りた先に、東側の公園入口。円形の広場にベンチがあります。
北側の広場
↓北側の広場には、芝生とコケが広がっています。
結構広い場所ですが、地面が土だし北側に位置しているから、木が茂る時期には日当たりが悪くなり、ぬかるみそうな気配がします。
↓広場には、管理された花だんや丘の上に行ける階段など。あとは上で紹介した遊具があります。
↓広場の西の端には朽ちかけたベンチ。道は西方向へ続いています。
エントランス
↓そして、正面玄関といったおもむきの広場に着きます。パーゴラにベンチ、水道やトイレを備えた場所です。
↓曲線でデザインされた階段や石畳が素敵なエントランス。奥には「元気橋」が見えます。
以上が、公園を大まかに1周まわった雰囲気です。
↓元気橋を渡った先にある公園についてはこちら。
植物
植物で気になったものは、上で紹介した立ち枯れの木と、北側の広場には、緑の青々とした草がたくさん見られたこと。
フッキソウ(ツゲ科)
↓木の根元に青々とした葉が広がっています。
フッキソウという名で見た目からも草かと思ったら、「半低木」という形態の植物らしい。
半低木は木(木本)になったり、草(草本)になったりする植物のことで、環境が影響してそのような形態になるそう。
柔らかそうな見た目と違い丈夫な植物です。強い日差しより半日陰が適しているそうで、公園内ではこの場所が適地と思われます。
↓つぼみがたくさん見えますが開花は4月〜5月です。
地被植物(グランドカバー)としての利用が多いそう。たしかに、冬でも一帯は青々として目立っていました。