【多摩市】連光寺公園

サッカーゴール

連光寺公園はテニスコートやサッカーゴール、バスケットゴールを備えた公園。都立桜ヶ丘公園と隣接していて、雑木林の散歩道が楽しめるのも特徴。鉄道駅から徒歩30分はかかる丘陵地に位置しています。

目次

基本情報

大きさ31,501㎡
遊具ターザンロープ、複合遊具、鉄棒
水道あり
ベンチあり
トイレあり
駐車場あり
近隣都立桜ヶ丘公園
2023年1月現在

遊具

公園にある遊具は以下のとおり。

・ターザンロープ
・複合遊具
・鉄棒

全体的に置いてある遊具は色あせています。真冬の時期だからか、遊ぶ子どもの姿は見当たりませんでした。

↓遊具へ登るところの形状が怪獣の背中みたい。

複合遊具2

遊具には「Miracle」の文字が。Miracle(ミラクル)はアメリカの遊具メーカーです。

公園のようす

桜ヶ丘公園とつながっている場所から入って、公園をまわってみます。

※秋と冬に訪れているので画像の季節はバラバラです。

↓桜ヶ丘公園「こならの丘」近く、梅の木があるところから連光寺公園へ入って行きます。桜ヶ丘公園とはフェンスで仕切られているようです。

道しるべ

↓階段を登っていくと、林がちょっと開けた場所に出ます。

雑木林への階段

↓明るい道に丸太の歩きやすい階段。コナラの黄葉が見られます。

雑木林3

↓画像右手は桜ヶ丘公園。フェンスを隔てて樹木の数など林の様子が違っています。人も少なく静かな散策路です。

雑木林1

↓道は続き階段をくだって行きます。細い幹をした樹木のトンネルが現れました。

樹木のトンネル3

↓振り返ってみると、晴天の日でも薄暗い道です。

樹木のトンネル2

↓トンネル入口ではツバキ(サザンカ?)が咲いていたけど、トンネルの中は花が1つもありません。この木はツバキなのだろうか?

トンネル樹木の葉

↓階段をおりた先には谷戸になっていて、落ち葉が積もっています。

メタセコイアの根元

↓谷戸には背の高いメタセコイアやイチョウが立ち並んでいます。近くには桜ヶ丘公園の入口があります。

谷戸のメタセコイア
とても静かな場所

階段を登り返して、連光寺公園内の散策路をまわります。一本道ではなく、傾斜地にいろんな道がめぐっているようです。

↓途中には日本庭園にあるような小さい橋とモミジの紅葉が見られます。

小さい橋とモミジ

↓常緑樹が多く日陰がたっぷりある。

林の中の散歩道

↓高い樹木の上の方に、大きい蜂の巣が見えました。今年も近くに巣作りするかも知れません。

蜂の巣

ひと通り雑木林を散策したら、次はテニスコートや遊具がある広場へ行きます。

↓広場まではまた登りです。雑木林の散策路はアップダウンの多い道でした。

雑木林の風景

↓入っていくと、まず芝生とサッカーゴールが見えます。

公園の芝生と日陰

↓広場のまわりの歩道には、サザンカが大量の花をつけています。樹木の背後は道路です。

サザンカの咲く道2

↓道路側からの公園入口。シンボルツリーのようなヒマラヤスギが見られます。道路を挟んで向こう側には米軍基地が広がっています。

ヒマラヤスギ

写っていませんが、画像の右手には駐車場とトイレがあります。

サッカーゴール&バスケットゴール

↓サッカーゴールはひとつだけですが、置いてる公園は多くないので貴重です。

サッカーゴール

↓バスケットゴールもひとつだけ置いてあります。放課後には公園で遊ぶ子ども達の声が聞こえます。

バスケットゴール

↓また少し階段を登ると、ターザンロープなどの遊具が置いてある広場に出ます。

階段とターザンロープ

↓登った先のターザンロープ遊具の足元には、石が埋まっているコンクリート。端っこが切れ落ちていて、何かの遊具の名残かな?

コンクリート遊具の名残?

テニスコート

テニスコートは工事中。令和5年1月4日〜令和5年3月31日まで使用できません。

↓広場から見る下方には工事中のテニスコートが見える。

テニスコート

↓広場にはほかに小さい複合遊具があります。遊具の裏手には雑木林が広がっています。明確な歩道はありませんが散策できそう。

雑木林

↓そして、公園の出入口に着き終了です。

公園入口
黒い実をつけるネズミモチの木

植物

公園で見かけた植物について。

スズカケノキ(スズカケノキ科)

↓背の高い樹木にまん丸の実がぶら下がっているのが見えました。スズカケノキは別名プラタナスとも呼ばれます。

スズカケノ木

スズカケノキはアメリカスズカケノキというのもあるようで葉っぱの形で見分けられるようです。

↓まん丸の実は、中身が詰まって堅いのかと思いきや、フワフワのワタのようになっています。フワフワには種がついています。

スズカケノキは街路樹として利用されていて、スズカケノキとアメリカスズカケノキの交雑種と言われているモミジバスズカケノキが多いらしい。この木はどれだろう?

ネズミモチ(モクセイ科)

ネズミモチは公園でよく見かけます。成長が早く丈夫な木で繁殖力旺盛のようです。

名前の由来は、葉がモチノキに似ていることと、果実がネズミの糞に似ていることから。覚えやすいですが、ネズミが身近な動物ではなかったので、糞より”練り消し”が連想されました。

ネズミモチは似た木に「トウネズミモチ」というのがありますが、トウネズミモチでは実の形が球状でネズミモチでは球状より楕円形らしく、画像の木はおそらく「ネズミモチ」の方かと思います。

↓秋から冬になっても鈴なりの実をつけています。

トウネズミモチ

ずっと実がたくさんついているのを見かけるので、小鳥に人気が無いのでしょうか。

ちなみに、名前の由来になったモチノキの実(モチノキは赤い実)も冬までずっと実が残っていることが多いらしい。お隣の桜ヶ丘公園にはクロガネモチの木がありましたが、真冬でも真っ赤な実がたくさん残っていました。

参考文献
池田書店『葉っぱ・花・樹皮でわかる 樹木図鑑』2014年5月20日発行

アクセス

公共交通

京王線聖蹟桜ヶ丘駅・永山駅から京王バスで約20分
系統「桜06」
バス停「東部団地入口」下車、徒歩1〜2分

駐車場

駐車場は21台で無料です。

現在、テニスコートの工事に関連して、駐車場の一部が資材置き場になっています。そのため、使用できるのは6台分のみ。

地図

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