中和田橋公園は、芝生の広場に起伏があるのが特徴的です。京王線聖蹟桜ヶ丘駅からは、大栗川沿いを南西に徒歩30分程度。駅からバスを利用して、中和田バス停で下車すれば徒歩2〜3分の場所にあります。子どもが遊べる遊具はあまりないけれど、公園にはサクラが植えてあるので、時期になればお花見を楽しめそうです。
基本情報
大きさ | 約5,236㎡ |
遊具 | 円形ジャングルジム |
水場 | あり |
ベンチ | あり |
トイレ | あり(誰でもトイレあり) |
駐車場 | コインパーキングあり |
自販機 | 近隣にあり |
トイレ
そこまで大きな公園ではないですが、ちゃんとトイレがあります。
画像のトイレの近くに、ついたてで仕切られてるだけの小便器もあります。
ほんの2〜3分歩けば野猿街道まで出られ、街道沿いには飲料自販機やコンビニがあるので便利です。
ピクニックに手ぶらで訪れても、色々とことたりそうな位置にある公園。
遊具
公園の遊具は、円形のジャングルジムがポツンと1つだけ置いてあります。
昔よく見かけた、回転式のジャングルジムかと思ったんですが、もともとまわらない作りのようでした。
そして六角形をつなぎ合わせた、謎のハニカム構造(蜂の巣)が目をひきます。
サッカーボールとか、何かをモチーフにしたものでしょうか。ちなみにこの公園は起伏があるので、サッカーでは遊びにくい形状です。
遊具はこれだけなので、小さい子どもが遊ぶにはもの足りないかも。しかし芝生の丘は走りまわるにはもってこい。
↓円形ジャングルジムは、日本宝くじ協会寄贈のもの。
宝くじの収益金は、遊具などにも使われているんですね。
宝くじは、ほかのギャンブルに比べて、還元率が低いとよく言われていますが、なぜ還元率が低いのか調べてみると、当選金総額の5割以上にならないよう、法律で決まっているんですね。もともと地方自治体の資金調達を目的として、昭和23年に制定されたものです。
ちなみに宝くじ公式サイトを拝見したところ、東京都では子育て推進交付金や都立公園整備などに、収益金が使われているようです。
植物
公園で見かけた植物について。
サクラ
公園にはサクラ(たぶんソメイヨシノ)が数本植えてあり、あいだにベンチが置かれています。
サクラの開花期は人が来るかも知れませんが、普段はあまり人が多くないようす。
川や芝生の丘をながめながら、ここでのんびり読書するのもいいなぁと思いました。
キンモクセイ(モクセイ科)
訪れた10月初旬には、ちょうどキンモクセイが咲いていて、甘い香りがしていました。
キンモクセイの香りは大好きで、この香りがすると秋になったなぁと思ったり、トイレだなぁと思ったり。(むかし、芳香剤がわりにトイレに置いていた)
しかし、こんなにいい香りがするのに、花のまわりに虫がブンブン飛んでいるのをあまり見かけない。どうやら、ほとんどの虫はこの香りが嫌いみたいで、特定の種類のアブだけが寄ってくるそう。
ということは、こんな良い香りが虫よけになるということに。トイレに置いていたのは、虫よけ効果もねらっていたのか…?
ムクゲ(アオイ科)
公園の丘をのぼってぐるりと見渡すと、ムクゲが白くキレイに咲いているのが見えました。
秋のよそおいになってきている公園ですが、夏のイメージであるムクゲもまだ花を見せてくれます。
開花期は10月上旬くらいまで、もうすぐ終わりそう。葉が黄葉しかけていても大きな花を咲かせていて、強さを感じる木でした。
マユミ(ニシキギ科)
ムクゲが咲いているとなりでは、マユミが赤い実をたくさんつけていました。
マユミじゃなかったらすみません。
実は有毒。赤ピンクの実がたくさんなっていて、とってもかわいらしい。
↓晩秋には、果実が裂けて(さく果という分類に属するらしい)赤い実が顔を出していました。木のまわりには小鳥、白と黒の模様の鳥でコガラ?がたくさん。
その他
公園入口ではサルスベリや、園内ところどころに松やイチョウなども見られます。
なだらかな芝生に松やイチョウの木などがポツポツあり。
画像右のイチョウのそばには時計塔があり、時間の確認もバッチリOK!