愛宕第二公園は、クライミングウォールや健康器具など目新しい遊具設備が充実している公園。京王相模原線永山駅から、徒歩20分前後の場所にあります。愛宕東公園のすぐ東側に位置していて、ジョギングコースの案内板には、こちらの公園も含めたコースが設定されています。
基本情報
大きさ | 3,595㎡ |
遊具 | クライミングウォール他 |
水場 | あり |
ベンチ | あり |
トイレ | あり(誰でもトイレあり) |
駐車場 | × (愛宕東公園にあり) |
近隣 | 愛宕東公園 |
遊具
愛宕第二公園は、2021年に遊具がリニューアルされたようです。
クライミングウォール
この公園を訪れて、まず目を引かれたのが、クライミングウォールでした。
高さが3mはありそうな壁が反り立っています。地面には柔らかいマットが敷いてあるので、ある程度の高さから飛び降りても問題なさそう。
子どもの頃って木登りや岩壁登りで遊ぶのが楽しかった記憶がありますが、こんな遊具が公園にあれば、比較的安全に遊べますね。
見ていたら、大人になった今でも登りたくなってきました。最上部の棒にはぶら下がれるのだろうか…?
写真手前のカメは、以前はコンクリート色をしていたようですが、きみどり色のカメらしい色に塗り替えられていました。
健康器具
園内には2点の健康器具が設置してあります。
左がステップという名で、のぼりおりの運動ができるもの。右がウォールラダーという名で、ぶら下がり運動ができる健康器具です。
健康器具には使い方や、効果のある身体の部位などが記されています。
最近は健康器具が置いてある公園をよく見かけます。
以前は公園は子どもが遊ぶところ、というイメージでしたが、大人も積極的に身体を動かす場所、という認識に変わってきました。
公園に健康器具があると、散歩のついでに健康器具で身体を鍛える、というルーティンが出来そうで良いですね。
その他の遊具
・ブランコ
・すべり台
・シーソー
・砂場
ブランコ、すべり台、シーソーは昔からよく見る形状のもの。黄色やオレンジや黄緑色でカラフルに彩られています。シーソーの下に埋められているタイヤが、とても懐かしく感じました。こういうシーソーでよく遊んだなぁ。
砂場は柵で囲われていますが、鍵はかかっていないので入れます。犬や猫が入らないように、と書いてあるので糞尿対策ですね。最近の公園は、砂場の衛生面も気づかっていて驚きます。確かに、小さな子どもが遊ぶところなので、砂場のキレイさは気になるところではありました。
広場
公園の西側には、(遊具が置いてあるのは東側)砂地の広場があります。
遊具広場のとなり、ちょっと階段を上がった先に、かけっこにも十分なスペースがある広場があります。ベンチもあるので、のんびり休憩できそうです。
あいだに、仕切られるように花壇が置いてあり、色とりどりの花が咲いていました。
植物
公園で見かけた植物について。
花壇
画像手前はベゴニア・センパフローレンス(シュウカイドウ科)。
真ん中のムラサキ色の花は、トレニア(アゼトウガラシ科 )という花でしょうか。
画像奥、オレンジ色の花はマリーゴールド(キク科)。
どれも公園でよく見かける種類で、開花期が春〜秋までと長く花を楽しめます。
樹木
遊具のある広場は、ケヤキの木陰で大体おおわれていて、日差しの強い日でも過ごしやすくなっていました。
大きな葉っぱが特徴のトチノキもありました。葉っぱが大きいので、キレイに黄葉して落葉したものを見つけると、思わず持って帰りたくなります。
この辺りの街路樹にはトチノキがよく植えてあります。
トチノキといえば、昔から実を食用にしていたとの事で、実がついているか探してみるのですが、あまり見られない。なんと、植えて30年からもっと経過しないと、たくさんの実はつかないのがトチノキというものらしい。
多摩市の公園は、開園から30年以上経過している公園も多くあります。その開園時に植えられたトチノキがあれば、たわわに実った姿が見られるかも知れません。