【八王子市】柳沢の池公園

公園入り口

柳沢の池公園は、美しい街路樹、緑地や公園が多い下柚木地区に位置している公園です。京王線南大沢駅から徒歩10〜15分程度、三井アウトレットパークと東京都立大南大沢キャンパスを通り過ぎた場所にあります。

目次

基本情報

大きさ22,008㎡
遊具すべり台、ネット遊具など
水道2ヶ所
ベンチあり(あずま屋もあり)
トイレあり(誰でもトイレあり)
駐車場×
飲料自販機あり
レンタルサイクルあり
2022年9月現在

公園の各エリアについて

柳沢の池公園の案内図には、6つのエリア分けが記されています。

  • 柳沢の池
  • お花見広場
  • 遊具広場
  • 石の広場
  • 多目的広場
  • 芝生広場
公園案内板
公園のマップ

柳沢の池

柳沢の池は、まわりを柵で囲われていて、中には入れません。

案内板にもあるように、池はサンクチュアリとして、生き物を保護する大切な場所になっています。

柳沢の池
柵で囲まれている池
柳沢の池から小川へ
池から流れが続いている

案内板によると、江戸時代に領主の柳沢氏が溜池を掘って、大栗川沿いの田んぼなどへ水を引いていたとの事です。

今でも湧き水で、池は枯れることがなく、在り続けているそう。

池の大きさが、35m×20m深さ1.7mと案内板にありました。

重機のない江戸時代で、この大きさの池を掘るのは、どれほどの労力が必要だったのだろう。休憩がてら、想いを馳せました。

生き物看板と東屋
あずま屋とサンクチュアリ案内

池のそばにはあずま屋があるので、風景をながめながら休憩できます。

色んな鳥や虫が生息している様ですが、近寄れないので観察するなら双眼鏡必須ですね!

お花見広場

お花見広場
花見の時期に訪れたい

お花見広場には、広々して気持ちが良い芝生と、いい感じに点在している桜の木がありました。

お花見広場なので桜の木…だと思い込んでちゃんとサクラと確認はしていないのですが。

よく見ると、9月だったのにほとんどもう葉を落としています。

他の場所の桜の木はまだ葉っぱが残って紅葉が進んでいる木が多いのに。

何はともあれ、春にまた訪れて花見をしたいと思います。(2023年3月下旬に再訪しました↓)

お花見広場の桜

↓公園の南側にある入口から、右手がお花見広場で、道をはさんで左手が芝生広場です。

お花見広場

↓お花見広場。花のつき方は控えめですが、気持ちいい芝生があり桜の下でお花見が楽しめます。

お花見広場
お花見広場の桜

富士見台公園の桜もそうだったんですが、樹形が上に広がるんですね。

桜ってもっと横に広がるイメージでしたが、木の植えてある間隔の問題でしょうか?

↓秋に訪れた時には古かったベンチ。新しい板が張られてキレイになっています。

↓柳沢の池周辺にも、少し桜が咲いています。小鳥のさえずりがよく聞こえてきます。

柳沢の池

遊具広場

遊具広場は、柳沢の池やお花見広場から階段を上がったところにあります。控えめな存在感だけど、面白そうな遊具が数点。

遊具の種類は、幼児用のすべり台と、ロープで出来た遊具や登り棒の遊具、踏み渡れる遊具があります。

幼児用のすべり台は、「すべりっこ」という名称。

「すべりっこ」は、すべり台の滑走面を登りたがる幼児にはうってつけの形状!思う存分かけ上がらせられます。

右側の写真の遊具は名称わからず調べたところ、ツイストモック(写真手前)、パイプクライム(写真奥)という名前でコトブキの商品。

ラバーステップ
景色と溶けこんている

もう一つが、おそらく「ラバーステップ」という名称の遊具。

風景に溶け込んでいるので、木で出来ていると思ったのですがゴム製らしい。

今の公園は昔と違って、色んな形状の遊具が見られて楽しいですね!

ラバーステップの奥は、木が欝蒼としているサンクチュアリのある場所。

石の広場

石の広場
遊具広場から石の広場を見る

石の広場は、円状に石が置かれていたり、石に記号めいたものが掘ってあったり。石の主張が感じられます。

砂場
石で囲まれた砂場

石の広場にはお砂場やあずま屋や水道もあり、すぐそばにトイレや飲料自販機もあるので、ここでお弁当を食べてもいいかも。

設備が充実していて便利な場所になっています。

多目的広場

多目的広場は、石の広場からさらに1段上がったところにあります。

こちらもきれいに刈られた広い芝生、ベンチが点在しています。

木製のベンチは朽ちているのか、座らないように黄色いテープが貼られているところも。

右の芝生の写真の中央、よく見ると直火の跡らしきものがありましたが、もちろん禁止されています。

芝生広場

多目的広場
柳沢の池から芝生広場を見る

芝生広場には、彫刻が展示されています。「風の標識 No.42」という名で、大成浩さんの作品。

この形状は、風がとおる音叉をあらわしているそうです。

植物

公園で見かけた植物について。

スズメノヤリ(イグサ科スズメノヤリ属)

スズメノヤリは日本全国の芝生のような背の低い草地で見られる植物。

花茎の先端に、花が集まって咲いています。

緑色の花って結構あるものですね。スズメノヤリは茶色も入っていますが。

花はヤマスズメノヒエととても似ていて、ヤマスズメノヒエは花茎の先から何個か枝分かれして、花の集まりがあるらしく、

スズメノヤリは、1本の花茎の先に1つの花の集まりがある、ということで、画像の花はスズメノヤリではないかと思います。

↓お花見広場の足元、丸っぽい頭をしていて他の草より目立ちます。

スズメノヤリ

ノキシノブ(ウラボシ科ノキシノブ属)

ノキシノブはシダ植物で、コケの生えている古い木につくそうです。

↓木にフサフサ草が生えています。桜の木でわりと見かける状態で、確かにコケとセットになっています。

ノキシノブ

地図

目次