【多摩市】中和田橋公園

中和田橋公園入口

中和田橋公園は、芝生の広場に起伏があるのが特徴的です。京王線聖蹟桜ヶ丘駅からは、大栗川沿いを南西に徒歩30分程度。駅からバスを利用して、中和田バス停で下車すれば徒歩2〜3分の場所にあります。子どもが遊べる遊具はあまりないけれど、公園にはサクラが植えてあるので、時期になればお花見を楽しめそうです。

目次

基本情報

大きさ約5,236㎡
遊具円形ジャングルジム
水場あり
ベンチあり
トイレあり(誰でもトイレあり)
駐車場コインパーキングあり
自販機近隣にあり
2022年10月現在

トイレ

水場とトイレ
公園のすみっこに水道とトイレ

そこまで大きな公園ではないですが、ちゃんとトイレがあります。

画像のトイレの近くに、ついたてで仕切られてるだけの小便器もあります。

ほんの2〜3分歩けば野猿街道まで出られ、街道沿いには飲料自販機やコンビニがあるので便利です。

ピクニックに手ぶらで訪れても、色々とことたりそうな位置にある公園。

遊具

公園の遊具は、円形のジャングルジムがポツンと1つだけ置いてあります。

回転式ジャングルジム
固定されている

昔よく見かけた、回転式のジャングルジムかと思ったんですが、もともとまわらない作りのようでした。

そして六角形をつなぎ合わせた、謎のハニカム構造(蜂の巣)が目をひきます。

サッカーボールとか、何かをモチーフにしたものでしょうか。ちなみにこの公園は起伏があるので、サッカーでは遊びにくい形状です。

遊具はこれだけなので、小さい子どもが遊ぶにはもの足りないかも。しかし芝生の丘は走りまわるにはもってこい。

↓円形ジャングルジムは、日本宝くじ協会寄贈のもの。

円形ジャングルジム2
丈夫そうな緑のプレート

宝くじの収益金は、遊具などにも使われているんですね。

宝くじは、ほかのギャンブルに比べて、還元率が低いとよく言われていますが、なぜ還元率が低いのか調べてみると、当選金総額の5割以上にならないよう、法律で決まっているんですね。もともと地方自治体の資金調達を目的として、昭和23年に制定されたものです。

ちなみに宝くじ公式サイトを拝見したところ、東京都では子育て推進交付金や都立公園整備などに、収益金が使われているようです。

植物

公園で見かけた植物について。

サクラ

公園の様子とサクラの木
石のベンチとサクラ
サクラとベンチ
川沿いの公園

公園にはサクラ(たぶんソメイヨシノ)が数本植えてあり、あいだにベンチが置かれています。

サクラの開花期は人が来るかも知れませんが、普段はあまり人が多くないようす。

川や芝生の丘をながめながら、ここでのんびり読書するのもいいなぁと思いました。

キンモクセイ(モクセイ科)

キンモクセイ
公園入口のキンモクセイ

訪れた10月初旬には、ちょうどキンモクセイが咲いていて、甘い香りがしていました。

キンモクセイの香りは大好きで、この香りがすると秋になったなぁと思ったり、トイレだなぁと思ったり。(むかし、芳香剤がわりにトイレに置いていた)

しかし、こんなにいい香りがするのに、花のまわりに虫がブンブン飛んでいるのをあまり見かけない。どうやら、ほとんどの虫はこの香りが嫌いみたいで、特定の種類のアブだけが寄ってくるそう。

ということは、こんな良い香りが虫よけになるということに。トイレに置いていたのは、虫よけ効果もねらっていたのか…?

ムクゲ(アオイ科)

ムクゲ
葉は黄色くなりつつある

公園の丘をのぼってぐるりと見渡すと、ムクゲが白くキレイに咲いているのが見えました。

秋のよそおいになってきている公園ですが、夏のイメージであるムクゲもまだ花を見せてくれます。

開花期は10月上旬くらいまで、もうすぐ終わりそう。葉が黄葉しかけていても大きな花を咲かせていて、強さを感じる木でした。

ムクゲアップ
大きな白い花が美しい

マユミ(ニシキギ科)

マユミ
すずなりに実がなっている

ムクゲが咲いているとなりでは、マユミが赤い実をたくさんつけていました。

マユミじゃなかったらすみません。

実は有毒。赤ピンクの実がたくさんなっていて、とってもかわいらしい。

マユミの実

↓晩秋には、果実が裂けて(さく果という分類に属するらしい)赤い実が顔を出していました。木のまわりには小鳥、白と黒の模様の鳥でコガラ?がたくさん。

マユミ2

その他

公園入口ではサルスベリや、園内ところどころに松やイチョウなども見られます。

なだらかな芝生に松やイチョウの木などがポツポツあり。

画像右のイチョウのそばには時計塔があり、時間の確認もバッチリOK!

時計塔

地図

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