大谷戸公園は、美しい樹木に囲まれた広い芝生や、大きな複合遊具、キャンプの練習場もある公園。都立桜ヶ丘公園に隣接し、公園内の歩道が繋がっているので行き来できます。京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩25分くらい、京王相模原線の永山駅からは徒歩20分ぐらいでたどり着きます。
基本情報
大きさ | 約27,000㎡ |
遊具 | 大型複合遊具、ターザンロープなど |
水場 | あり |
ベンチ | あり(テーブル付き◯) |
トイレ | あり(車いす用◯) |
駐車場 | あり |
自販機 | あり |
近隣 | 都立桜ヶ丘公園 |
駐車場
台数は17台分ですが、狭めの駐車場のわりに利用者が多く、休日は満車になることが多いかも。
うっかり満車のところに入ってしまい、Uターン路が無かったので、何度も車を切り返さないと出られませんでした。(私は)
バスを利用するなら、
・聖ケ丘二丁目(永山駅から乗車)
・春日神社(聖蹟桜ヶ丘駅から乗車)
のバス停からだと、徒歩数分でたどり着くはずです。
春日神社バス停で降りると、公園まではほとんど登り道。
パーゴラ
↓円形が美しい、パーゴラもあります。
遊具
公園にある遊具は以下の通り。
・大型複合遊具
・ターザンロープ
・幼児用すべり台
・ボールブランコ
・平均台
↓子どもに大人気、大型複合遊具。
2つあるすべり台は、かなりスリリング。
画像の赤い方のすべり台は、滑走面が波打っていて、下にすべるにつれスピードが増して、はねるような感じに。
体重の軽い、小さい子どもがすべったら、とびはねて着地失敗しそうな気がして、ハラハラドキドキ。
青い方のすべり台は、角度が急なので、下から見ると全然すべれそうなのに、上から見ると結構怖い。
↓上から見たものがコチラ。
ジェットコースター「FUJIYAMA」ばりの急角度に、肝がヒュッとなって、滑走を辞退いたしました。ここまで来ておいて。
↓そして人気のターザンロープ。短いのと長いの、2つ設置してあります。
↓そのほか色々、複合遊具に付属して、鉄棒あり、うんていあり。少し離れた場所に、ボール型のブランコや、平均台もあります。
↓幼児用のすべり台もありました。画像の右側はボールブランコ。
柳沢の池公園でも見かけた形状のすべり台ですが、大谷戸公園の方が少し高さがありそう。
たしか「すべりっこ」というカワイイ名前がついていました。
滑走面駆け上がり放題の、自由度の高いすべり台。
キャンプ練習場
↓大谷戸公園には、キャンプ場ならぬ、キャンプ「練習場」があります。
管理棟にはかまどがあり、日帰りや宿泊、どちらの利用でも使用可能です。
キャンプ練習場の周りには、美しい針葉樹が植えられていて、日陰がたっぷりあります。
針葉樹はメタセコイアかと思うのですが、樹形がきれいで黄葉も美しい木です。
すぐ近くには住宅街があるのに、森の中の雰囲気を味わえます。
↓ファイヤーサークルなんていうのもあって、ここで焚き火ができるのかな?
キャンプ練習場の予約
キャンプ練習場は、事前予約が必要です。予約は、多摩市立総合体育館の受付で行うか、メールでも可能とのこと。詳しくは総合体育館の公式サイト(外部リンク)でご確認ください。
大谷戸プレーパークTAMA
キャンプ練習場では、毎月第2土曜日に「大谷戸プレーパークTAMA」と題して、子どもが、自由にのびのび遊べるイベントを行なっているようです。
体験活動指導員さんが2名以上ついてくれて、市内在住、在勤、在学の方が対象。
何年も前に公園で見かけた、木にロープを結んで綱渡りできるようにしてあったものは、このイベントの遊び道具だったのだろうか?ちょっとうろ覚えですが…。キャンプ練習場近くを通りかかって、横目に、「楽しそうだなぁ」と思った記憶があります。
詳しくは、多摩市の公式サイト(外部リンク)をご確認ください。
自由広場
↓公園面積の半分くらいを占める、芝生の自由広場。
大人も子どもも、犬などのペットたちも、思う存分走り回れる広さがあります。
こういうスペースもあるし、桜ヶ丘公園と合わせると、とっても大きな公園なので、犬の散歩をしている方が多く見られます。
↓広場を見渡せる場所には、日時計が置かれています。
太陽の位置によってできる影で時間を測る日時計。人間が最初に生み出した時計なんですね!
ここの日時計はどうやら「小原式日時計」というもので、時間の目盛りが細かく刻まれていて、かなり詳細な時間が分かります。
先端についている球体は、地球儀になっていて、横から見たときの影の部分が、夜になっている地域なんだそう。
↓自由広場の端っこには、1つだけバスケットゴールが。
ゴールのまわりは芝生が無いので、ボールがバウンドしやすくなっています。
植物
訪れた時、公園では紅葉の時期に入っていました。
紅葉
↓11月の上旬では、紅葉よりも黄葉が目立ちます。
カツラ
↓公園内には池や水路がありますが、自由広場と水路のあいだにある散策路では、カツラの木々を見かけました。
カツラのそばでは、甘い匂いが一帯に漂います。
この匂いは、カツラの葉に含まれる「マルトール」という物質によってもたらされるものだそう。
緑の葉の状態では、あまりマルトールはないけれど、黄葉して枯れていく時に増えるものらしい。
わたしには好きな香りで、黄葉も美しいので、散策はとても楽しいものでした。
キショウブ
↓公園内の池では、初夏になるとキショウブの花も見られます。
きれいな花も見れますが、葉の勢いが強かった記憶。